体重は急激に減らして、それを維持した方が楽である?

あるダイエット本では、1日800kcalの食事で4週間で8kgやせられると解説されています。食べられないつらさは1日1600kcalでも1日800kcalでも同じだから、減食期間を短くし、早くやせようというものです。

 

A.ほとんどまちがい
体重の減らし方を大別すれば、
① 急激に減らしてそれを維持する方法
② 徐々に減らしていく方法

 の二つです。とにかく体重を減らそうというなら①の方が短期間で減らせますが、維持するのは大変困難です。また、健康的にやせるという点からは、①は問題があります。つまり結果的には、②の方が成功率が高いのです。
また、「減量のつらさは1日1600kcalでも1日800kcalでも同じ」と先の本では述べられていますが、本当でしょうか?それぞれのメニュー例を示しますから、参考に考えてみてください。
 仮につらさは同じだとしても、体に与える影響は大きく違います。生理学的に見ても、1か月で3~4kgが限界でしょう。
また、急激に減らした場合のほうが、短時間のうちに元の体重かそれ以上にもどってしまう「リバウンド」が起こりやすくなります。

 

出典 まちがいだらけのダイエット
鈴木吉彦 著 (株) 保健同人社 発行

 

 

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この記事を書いた人

鈴木吉彦医学博士。糖尿病分野で名医ランキング2016〜2023まで、常に掲載。Best Doctor  慶応大学医学部卒。
元、日本医科大学客員教授。現、HDCアトラスクリニック院長。
毎月通院糖尿病患者数1000名以上の糖尿病外来と併行しGLP1ダイエット外来の運用責任者
英文論文は沢山:IP:400以上。70冊以上の書籍の出版経験をもつ。累計100万部以上の書籍を出版。主たるサイト:
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https://www.glp1.com/
GLP1製剤「サクセンダ」について解説。未承認のGLP1製剤については、その危険性についても解説。現在、世界で最も注目されている糖尿病+肥満(Diabesity)やメタボ+肥満(Metabesity) を専門とする内科医師。
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