大豆サポニンでやせられる?酢大豆でやせられる?

酢大豆とは生の大豆を酢に漬け込んで数日おいたものです。そして、これを1日に10粒ずつ、2~3回食べるのが酢大豆健康法といわれるものです。
 ある書物では、大豆の脂質にはコレステロ-ルの吸収を抑える働きがある、酢にコレステロ-ル低下作用や過酸化脂質抑制作用がある、大豆サポニンには過酸化脂質の発生を抑制しインスリンの分泌を抑制する、大豆には食物繊維が多い、などたくさんの生活習慣病予防の効果が挙げられています。

 

A.ほぼまちがいです。
 酢大豆のダイエット効果は、医学的にも栄養学的にも定かではありません。確かに食品の一部として摂るには良い健康食品ですが、こればかり食べてダイエットが成功するはずはないでしょう。
 毎日の食事を、摂取エネルギーを少なめにし、かつ栄養バランスは良く、というのが健康ダイエットの基本ですから、その一部として酢大豆を取り入れるのなら問題はありません。しかし、あくまで補助的な食品の一つと考えるべきです。
 また、酢が嫌いな人では長続きできないでしょう。食べにくい物を無理して食べることは、精神衛生上も良くありません。

 

効果があるとすれば
 ただ、大豆は酢に漬けてもかなり噛まなければ食べられず、これがダイエットに役立ちます。ゆっくり噛んで時間をかけて食べる習慣が身につくと、少量でも満腹を感じやすく、食べ過ぎ防止につながるといえそうです。

 

出典 まちがいだらけのダイエット
鈴木吉彦 著 (株) 保健同人社 発行

 

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この記事を書いた人

鈴木吉彦医学博士。糖尿病分野で名医ランキング2016〜2023まで、常に掲載。Best Doctor  慶応大学医学部卒。
元、日本医科大学客員教授。現、HDCアトラスクリニック院長。
毎月通院糖尿病患者数1000名以上の糖尿病外来と併行しGLP1ダイエット外来の運用責任者
英文論文は沢山:IP:400以上。70冊以上の書籍の出版経験をもつ。累計100万部以上の書籍を出版。主たるサイト:
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https://www.glp1.com/
GLP1製剤「サクセンダ」について解説。未承認のGLP1製剤については、その危険性についても解説。現在、世界で最も注目されている糖尿病+肥満(Diabesity)やメタボ+肥満(Metabesity) を専門とする内科医師。
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